白線流し

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ドラマ「白線流し」の最終回。
「夢は叶うと何になるかわかった。日常になるんだね。大切なものがどんどんなくなっていく。」
っていう主人公の園子の言葉が良いなって思えた。あの2人は「現実」を互いに持ち続けているからこそ、心で繋がれているんだろうね。渉が、星を見続けて、園子は色々な人を支え続けてる。結婚とかそういうのじゃなくて、支え合える存在になったんだろう。しっかり結末を作った話じゃなくて今もこの現実のどこかにあるような話で、それを想像できる話だったから面白かったんじゃないかなって思ったり。俺は何見ても否定的な見方はできないけど人間の成長や苦しみをよく描けてるドラマなんじゃないかな。だから面白かったし、共感できる部分がたくさんあった。現実にも好きだからこそ素直になれなかったり、そういう切なさってたくさんあると思う。でも自分が生きていく上でもこういう支え合える存在が欲しいと思う。って言って心のどこかでできるのかな、って思ってる俺がいたりするのが良くないんだよね。