突然、一方的に

送られてきたメール。変わってないな、って思ってちょっと腹にたったけどその変わってないところがちょっとうれしかったりもした。少し考えてみた。

あの時、嫌われないために藍坊主風に言うと「花を枯らさないように」大切にしすぎた気がする。でも花は「水を上げすぎても」枯れてしまう。もちろん自分を一番大事にして守りに入ったてのもあるんだけど。偽りの自分を作って嫌われないように嫌われないように、それじゃ人から好かれるとかそういう問題の前に自分が腐っちゃうんだよね。だから自分のものさしを持ちたい!そう思ってきた。でも、自分には偽れないので書きますと、あの頃が失敗でバカだったって思ってるふりしてるけどあの頃と俺はなんにも変わってない。人を大切にできなかったり、感覚的に思える人とは出会えなかったり。好きな人ってなかなかできないもんだよ。だからってその好きだった人が史上最高に素晴らしいなんて言うつもりもないし、そんなこと全然、ぜーんぜん!!ないと思ってる。でもあの頃は本気で好きだった。だからこそもう会いたくなかったんだよ。二度と。でも週に2,3回は会わなくちゃいけないわけだし、しかも今はキャプテンだし、逃げられないことだったんだよね。
人間は信じたいことだけを信じてたらダメになる。大事なのは信じたくないことを真実として受け止めることだろう。だから、聞きたくないことも全部受け止めてきた。それはウソだろ、って思いたいことだらけだったよ。その間、何が真実かなのかなんてわからない。だからこそ信じたくないことを真実として受け入れてきた。
あいつは何を考えてたんだろう。俺がひどい人間だからひどい行動をしてるって思われてるんだろうか。そんなことはないんだけどね。口に出したり、行動した後にまた後悔する。人間はその繰り返しだと思う。あいつはずーっと、自分勝手に自己完結して、ちっとも俺と向き合おうとしなかったし、今もしてない。自分の枠の中にいる。でもほんとにあいつはどこも悪くはないと思うんだ。これは俺の問題だったから。話したり見たりするだけでツライんだから友達にはなれないよ。だからって俺の理想を押しつける気もさらさらない。でも人間が不完全だからこの気持ちを外に出して、表現したりもできないし、逆に胸の奥になかったことのように閉まっったりすることもできない。本当はもっと高いレベルを求めたいのかもしれないね。どこかでそこに辿り付けるとか思ったりしてるんだろう。不可能に挑戦したくなるのは俺のくせかも。